目次
ジャカルタに来た当初、戸惑ったこと・気づいたこと
すべて私の主観ではありますが、
私がインドネシアに来た当初戸惑ったことや、
6年間住んで変わったイメージの違いがいくつかあるのでご紹介します。
恐らくインドネシアに来られたばかりの方は共感いただけるのではないかなと思います。
インドネシア人は寒がり
インドネシア人の中にはすごく厚着をした服を着ている人がいます。
例えばモールの中でフリースやダウンを着ていたり。
(それなのに足元はサンダルです。)
宗教上肌を露出するのがNGですが、それ以上に分厚いものを着ていたりします。
道端にいる人は半袖だったり長袖だったりしますが、バイクに乗る時は必ず長袖。
どうやら人間の体は、ずっと暑いところにいると毛穴が開きっぱなしになるため、
少しの風でも寒いと感じるそうです。
また、インドネシア人は風が肌に入るのは良くないと考えているため、
バイクの時は必ず長袖を着用するようです。
来た当初は長袖の人を見るだけで暑そうと思っていましたが、
今は私もその感覚が理解できるようになってきました。
蚊を殺さない
日本人であれば蚊を見れば普通、追い払ったり殺したりしますが、
インドネシア人は例えば車の中に蚊がいても殺さない人が多いです。
デング熱で命を落とす人も多いのに
「なんで何もしないんだろう」と思っていましたが、
インドネシア人は蚊にあまり噛まれないから殺さないのだと思います。
実際、長く住むと日本人でもあまり蚊に噛まれなくなります。
今でも刺されることには刺されますが、来た当初ほどではありません。
ただし、一時帰国から戻るとまたしばらくの期間噛まれやすくなります。
不思議ですね。
歩くのが遅い・時間にルーズ
これは来た当初、心の底からイライラしました。
しかし今はもう慣れてしまい、私も仲間入りです。
逆に一時帰国すると日本人の歩く速さに違和感を覚えます。
インドネシア人は清潔
朝・夕は必ずマンディー(水浴び)。
それ以外でも汗をかけばマンディーします。
1日5回あるお祈りの前にもモスク横にある水道で手足・顔・頭などを洗います。
トイレの感覚
トイレから出たとき水道で手を洗わない人が多いです。
当初は「汚い!」と思っていましたが、インドネシア人の場合、
トイレの中で手を洗っているようです。・・と、信じたいです。(笑)
水道でも洗ってほしいですけどね。
トイレの中に座ったり、床に荷物をおいたりもするので
トイレが汚いという感覚が薄い気がします。
私が以前住んでいた中国・シンガポールも手を洗わない人が多くいましたが、
あちらはウォシュレットがあるわけでないので、本当に洗っていません。
というか、必ず手を洗うのは日本人くらいなのかもしれません。
ジャカルタではウォシュレットの普及率が高く、
簡易的ではありますがほとんどのトイレについています。
これは本当にありがたい。
手桶のトイレもまだまだたくさんありますが、
一般的に日本人がいくようなモールにはちゃんとトイレットペーパーもありますし、
普通のトイレなのでご安心を。
ローカルモールでは個室ではないところにトイレットペーパーが置いてあり、
それを各人必要分取ってから個室に入るパターンも多いです。
とはいえ、来たばかりの方にとっては少し難易度が高いかもしれないので、
気になる方はウェットティッシュやポケットティッシュ、
除菌クリーナーなどを常に携帯しておくといいでしょう。
階数の表記
インドネシアの階数の表示方法は日本と違うことがあるため、最初は戸惑うでしょう。
1階はGround Floorで「GF」や「G」と表され、
日本でいう2階は「Lantai 1」と表されたり、日本と一緒だったり、建物によって様々です。
スーパーで会計前に食べてしまう
インドネシア人は会計前に袋を開けて食べたり飲んだりしています。
空になった容器をお会計に出したりしています。
ブカプアサ(断食明け)の時間帯にスーパーに行くと
あちこちで袋を開けて食べたり飲んだりしていました。