目次
日常生活で注意すべきこと
露出の多い服装は控える
イスラム教徒の多いジャカルタでは、
露出の高い服装をしているとじろじろ見られたり、軽率な人だ思われます。
以前、ミニバスに乗ったインドネシア人女性が集団レイプされたという事件がありましたが、
「ミニスカートを履いていたんだから本人が悪い」と言う意見も多くあり、
社会問題になりました。
露出が激しいから犯罪のターゲットにされても仕方がない、と思われる国なのです。
ノースリーブ・短パンは好ましくありません。
とはいえ私もシンガポールから嫁に来たばかりの頃は、
シンガポールの感覚のまま「ノースリーブ×短パン」で歩いてしまっていた時期もありました。
(シンガポール人はかなり開放的な服装を好みます)
当時は「道を歩くだけで気持ち悪い声のかけられ方をして嫌だなぁ」と思っていましたが、
自分の格好が問題だっただけ。
普通の格好をしている分には気持ち悪い声のかけられ方はしません。
嫌な思いをしないためにも、ノースリーブ×短パンは辞めておくことをお勧めします。
ちなみに、ジャカルタでも中華系には露出の激しい人も割といます。
ヒンドゥ教徒の多いバリ島にいくと、リゾート観光客も多いので、
まるで違う国かと思うくらい露出度が違います。
外で泥酔しない
日本だと泥酔しても危険な目に合うことはそうそうありませんが、
インドネシアだと危険度は少しアップします。
特にタクシーで帰る場合などは注意しましょう。
インドネシアで一番安全と言われているブルーバードタクシーに似せた
青いタクシーに乗って寝てしまい、
金品を取られて路上に放置された知人もいます。
泥酔するまで飲むのは出来るだけ家だけにしましょう。
スリに気をつける
実際のところ、思っていたよりも全然大丈夫、というのが実感値です。
日本人の友達でスリにあったと聞いたことがあるのはこの6年ほどで1度だけ。
しかし気を抜くのは厳禁。
リュックは前で持つ・かばんから目を離さない等、気をつけましょう。
ローカルモールではスリが頻発するのでご注意を。
黒魔術(ブラックマジック)
こればかりは狙われたらどうしようもないのですが、、
黒魔術師に金品を持っていかれている人が多いです。
ありえないと思うかもしれませんが、
実際に頻発しており日本大使館も警告を出しているほどです。
日本人の多く集まるCityWalkのATM付近で
私の日本人の友人も黒魔術師の被害に会い
ATMでおろしたばかりのお金を丸々盗まれました。
ボーっとなり、なぜか自分からお金を渡してしまうとの事。
肩をポンと触られた時点でマジックにかかってしまうとも言われています。
ATMでお金を下ろした後、
声をかけてくる怪しい人がいたら目を合わさないようにしましょう。
ブラックマジック対策は「ボーっとしないこと」です。
こちらも特にローカルモールでは要注意。
子供の誘拐
テロよりも「子供の誘拐」の方が身近。
東南アジアでは子供の誘拐がとても多くあります。
日本人もよく行く高級モール、
プラザインドネシアでさえ誘拐未遂事件がありました。
この時はCCTVを辿って犯人はすぐ逮捕され、子供も無事でしたが
残念ながら帰ってこない子供もとても多くいます。
大型のモールなどでも決して気を抜かず、子供から目を離さない様にしましょう。
雨季の洪水
雨季になるとまとまった雨が一気に降るため、すぐに洪水(バンジール)が起こります。
続いて必ず発生するのがひどい渋滞。
従業員やメイドさん達も家から通勤が出来ず休む事もあります。
何かトラブルがあれば日本大使館に相談を
何か困ったことが起こった場合、
周りの人に相談してもどうしようもなかった場合は、
すぐに日本大使館に連絡しましょう。
頼りになる弁護士リストを紹介してくれます。
色々書きましたが、普通に生活する分には心配することはありません。
慣れると日本に本帰国したくなくなるくらい良い国です。
ドーンと構えてジャカルタ生活を楽しみましょう。