大変ご無沙汰しております、Mamajoです。
ここのところ、色々と環境がガラリと変わりバタバタしておりましたが
ようやく落ち着いてきたのでブログを再開しようと思います。
しばらくブログをお休みしていると
色々な方から心配のお声掛けを頂きました(ありがとうございます!)が
本帰国したわけではありません。
むしろ我が家はますます長くなりそうな感じです。
では前置きが長くなりましたが本題へ。
ゴールデンウィークに友人がジャカルタに遊びに来てくれたので
プロウ・スリブのマチャン島に初めて行ってきました。
目次
プロウ・スリブ(Pulau seribu)とは?
インドネシア語でプロウ・スリブとは「千の島」という意味。
ジャカルタ沖に浮かぶ島々のことを指します。
ちなみに日本人の間ではプラウ・スリブともプロウ・スリブとも言われていますが
ラとロの中間的な発音なので正直どっちでもいいでしょう。笑
旅行会社などはプロウ・スリブと表記している方が多いようです。
特に有名な島はプトゥリ島・パンタラ島・セパ島・マチャン島などがありますが
千の島と呼ばれるだけあって、他にもたくさんの島々があり
ローカルの旅行会社などではもっとマイナーな島にも案内しているようです。
子供が大きくなったら無人島で一泊などもしてみたいところですが
さすがにまだ試したことはありません。
プロウ・スリブの中では
私自身はプトゥリ島とパンタラ島には行ったことがあり
今回初めてマチャン島に行きました。
この三島の中では
マチャン島がダントツで一番お勧めできると感じました!
ただ、子連れの場合であれば
お子様が3~4歳程度以上のある程度大きくなった年齢向けです。
歩けるけれどまだ物心がつく前のお子様の場合は
コテージの構造上、海に落ちる危険が大いにありますので
お勧めはできません。
小さなお子様連れにはやはり色々整備されている「プトゥリ島」がお勧めです。
マチャン島のお勧めポイント
日本から来た友人には
「正直、全然期待してなかったけれど、
まさかここまで南国リゾートを満喫できるなんて。
良い意味で期待を裏切られたわ!」
と言ってもらえました。
また、彼女とは大学時代からのダイビングサークルの仲間なのですが
「こんなに海を満喫できたのは何年ぶりやろ~!」とのこと。
というわけでマチャン島のおすすめポイントをちょっと書いてみます。
珊瑚と魚影に海好きも大満足!
ビックリするくらい珊瑚が残っています。
他のプロウスリブと同じ位だろうとしか思っていなかったので
良い意味で期待を裏切られました。
他のプロウスリブの島と比べると
魚の数自体も多く
下を見下ろすと一面の「アジ玉」にも遭遇しました。
魚影も濃く、ちょっと言いすぎかもしれないけれど
場所によってはスラウェシ島のマナドに近いくらいの魚影がありました。
(やっぱそれは言い過ぎか。。)
ただし、大物はとっても少ないのです。
こんなに魚がいるのにちょっと不思議なくらい大物に遭遇しません。
もしかしてこの辺り一帯の海は深度が浅いんでしょうか??
珊瑚も多く魚影もなかなかなので
ウミガメくらいゴロゴロいてもおかしくなさそうなのですが。
今回唯一、朝9時のシュノーケルツアーで大きなウミガメに遭遇したそうです。
シュノーケルツアーが午後15時と午前9時の何れかを選択できるのですが
私たちは午後15時のシュノーケルツアーに参加していたため
残念ながら見られませんでした。
とっても小さなサメもいるそうですが一体どこに?!
そして、残念なのはビニール袋などの「ゴミ」が浮かんでいることです。
ただ、大人3名で海のゴミ拾いをしたらだいぶ綺麗になりました。
子連れでも楽しめる暖かくて遠浅の海
船着き場やレストランのある辺りは少し深度があって
シュノーケルが楽しめるエリアが広がっています。
島の反対側のコテージがあるエリアには遠浅の海が続き
波も全然と言っていいくらい
穏やかな海のエリアが続きます。
海水も暖かくて小さなお子様でも安心して入れるでしょう。
とはいえ、海用の靴を履いて足をガードする必要はあります。
危険な海中生物を挙げると、ウツボが一匹いました。
クラゲはほとんどいません。
ただ、針のめちゃ長いウニはかなり多いです。
ウニは怖いかもしれませんが
ここの海はほとんど波はないので
波に押されるがままに体がウニに突っ込んでいくことはほとんどないでしょう。
それに、ウニは自分で泳いでこないので過剰反応しなくても大丈夫だと思います。
ウニはたくさんいるけれど
シュノーケルしながら海を泳いで観察するには最適な島です。
とにかく海が最高!
では、プラウ・マチャン滞在を時系列でご紹介してみます。
Macan島を予約
また今回もJnet Travelで予約しました。
参考までに、普通の土日で値段はこんな感じでした。
2 DAYS / 1 NIGHT MACAN ISLAND
- Adults : Rp. 2.800.000+1% VAT / Person
- Child : Rp. 2.330.000+1% VAT / Person (3y – 10y)
※子供料金は3歳から10歳までの方に適用です。
11歳以上のお子様は大人料金です。
Include
- 1 Night Accommodation at Sunset Hut
- Boat Transportation Marina Ancol - Macan Island (V/V)
- Meals (1x Welcome Snack, 1x Breakfast, 2x Lunch, 1x Evening Snack, 1x Dinner)
- Drinking (Milk & Juice at 08:00-12:00; Coffee, Tea, Ginger, Mineral Water at 08:00-20:00)
- Snorkeling Trip (depend on weather)
- Free using of facilities at island as snorkeling, kayak, billiard table etc
- Room facilities : Non AC, No TV, Mineral Water, Fan, Outside Bathroom, Mosquito Net
今回二家族だったので、一番大きなサンセットハットという部屋にしました。
【サンセットハットについて(Jネットから来た案内原文)】

なんですが、一点気になったところがありました。
ガゼボ・・・
ガゼボてなに??
よく分からないので調べてみると

これがガゼボ。
ここに泊まるのか。
よくわからんけど・・まぁええやん!
ホテルに直接申し込む場合の値段
一応、島のレセプションにあった、ホテル側が出しているレートも載せておきます。
こちらの値段は旅行会社で予約するよりも最安値ですが
これはどうやったら予約できるでしょうか。
直接電話すればいいのか、それとも港で予約すればいいのかな。
予約の紙の中に下記の連絡先があったので
こちらでできるのかもしれませんので備忘録。
(※確認はしていませんのでご注意を)
United Adventures
info@zevillages.com
日本語が良い方はもちろん日本語の通じるJネットなどの
日系の旅行会社経由をお勧めします。
手数料も安いですしね。
さぁ、友達も日本から無事到着し
マチャン島へいざ行かん!!
マチャン島 1日目
8:00 アンチョールの16番の船着き場より出発
朝車で向かっている途中に
WhatsAppにマチャン島の方からリマインドメールまで届きました。
なかなか親切。
アンチョール16番の船着き場の様子。
たくさんの人でごった返していました。
鯉のいる池があり目の前には売店があり
ちょっとしたお菓子なんかも購入できます。
名前を呼ばれるのを待っていたのに結局最後まで呼ばれず
人がほとんどいなくなったので聞いてみると
「早く!直接乗り込んで」とのこと。
ごった返していた人たちは
もしかして全員日帰りツアーの人なのかな?
と思いながら急いで乗船。
ジャカルタからマチャン島まで約二時間
あっという間に到着です!
青い海 青い空!!
マチャン島の入り口。
レストラン
着いたらすぐブランチが用意されていました。
朝ごはんを食べていなかったのでこれはありがたい!
知ってたら港の売店で変なパンを買わなくて済んだのに!
他の島ではウェルカムドリンクしかなかったので
ブランチはマチャン島独自のサービスです。
クレープやフルーツ、サンドイッチなどの普通のバイキングなのですが
海のそばで食べるのはやっぱり美味しいな~
コーヒー・紅茶・ジンジャーティーは常時飲み放題。
アクアも常備してくれています。
息子はすぐさま
着ていた服のまま海へ入水!
早速何か見つけた模様。
写真はないのですが
1cmくらいの小さなヒトデの赤ちゃんでした。
こんな場所にいるなんて
なかなかアタリの海かもしれない。。と
海好きには期待が膨らみます。
子供たち+主人は早速トイレで水着に着替えて
本格的に海遊びへ。
そうこうしているうちに
13時のチェックインよりも先に部屋に入れるとのことだったので
女性陣が着替えるためにも入室。
ガゼボの部屋とはこんな感じでした。
写りが逆光で微妙ですが、
奥は一面海です。
ガゼボ・・・・
壁がないってことね!!
ベッドも蚊帳も多!
ベッドが少なかったらインスタ映えしそう。
今回は二家族のため、ベッドはこのくらい必要なので仕方がありません。
ガゼボ・・
壁はない、扉もないので
貴重品の管理はスーツケースにカギをかけるしかなさそうです。
私も友達も元バックパッカーで
かなり色々な場所を経験してきたつもりではあったのですが
「今までの人生で経験したことのないタイプのコテージやな」
という結論に達しました。笑
今回宿泊したこちらの「サンセット・ハット」が
マチャン島の中では一番大きな部屋のようで
トイレ・バスもコテージ内についていました。
他のコテージの場合は共用となるようです。
サンセット・ハットのバス&トイレ。
シャワーは水しか出ません。
しかし暑いので問題ないでしょう。
コテージ内にもガロンが設置されています。
部屋の写真をいくつか。
チェアーの向こうがそのまま海なので
小さなお子様連れにはお勧めできないのです。
見慣れるとなかなか素敵なお部屋です。
リゾートって感じ!
と写真をバシャバシャ撮っていると背後でガサっと音がしました。
振り返ってみると。。。
オオトカゲ!!
で、デカい!!!
多分2メートルくらいあります。
コモドドラゴンではなく、オオトカゲですが
とにかくデカい。
私も友人も爬虫類苦手~ってタイプではないのですが
苦手な方は結構怖いと思われます。
一通り部屋を満喫していざ海へ!!
おさかないっぱい!!
すっかりシュノーケルをマスターした四歳児も
頑張って魚を捕獲中。
主人はこんな網でも2匹捕まえました。
珊瑚を養殖している場所もありました。
13:00 ランチ
海遊びをしていたらあっという間にランチタイム。
大きな焼き魚もあり、なかなか豪勢です。
15:00 シュノーケルツアーへ
小さな小舟に乗ってシュノーケルツアーへ行きます。
こちらももちろんツアー代込み。
マチャン島とは違う島まで来てシュノーケルポイントを泳ぎます。
ここは少しだけゆっくりした流れがあったかな。
でも流れに沿って泳いだので楽でした。
16:00頃 スナックタイム
シュノーケルから戻ったらスナックタイム。
この日はピサンゴレン(揚げバナナ)とチョコレートクッキーでした。
このチョコレートクッキーは外国の味でしたが、海で泳いだ後にはかなり美味しく感じました。
ずっと食べているような感じですが
泳ぐとやっぱりカロリーを使うんでしょう、かなり食べれます。笑
スナックタイムの後はコテージ側の海へ移動。
「サンセット・ハット」という名前だけあって夕陽を眺めながら海で遊べます。
夕陽のあたるガゼボ。
人数が多いのでベッドだらけでイマイチですが
メインベッドだけだったら素敵なはず・・です。
海はこんな感じて遠浅。
波も流れも全くと言っていいほどありません。
温水の海につかりながらビールを飲んだり
ウニ刺しを食べたり。
まさに天国♡
ヒトデもいっぱい。
次々生き物が捕獲されてきました。
こちらはナマコ。
蛇みたいなナマコ。
あれ、ナマコしか映っていませんが
他にもカニやヒトデもわんさか捕獲。
一通り海で遊んだ後は
シャワーを浴びて夕食へ。
19:00 夕食
さて、夜ごはんです。
夜もブッフェ。
食事は他のプロウ・スリブの島もそうですが、
全般的に美味しいです。
ディナーの後はキャンプファイヤーが始まりました。
なんと、マシュマロを焼いてくれるそう。
火が安定するまで子供たちは卓球を楽しみ・・
大人はビールを楽しみ・・
最高♡
キャンプファイヤーの火が安定してきたので
マシュマロを焼きます。
長い棒にマシュマロを突き刺して焼くと
トローーーリおいしーーー!
マシュマロを焼いてくれるなんて他の島ではなかったので
やっぱり島ごとにサービスが異なる様ですね。
子供にも親切な島です。
ビリヤード台もあります。
島猫もいます。
夜はそれといって娯楽がないのと
かなり疲れていたので早めに就寝。
しかしめちゃめちゃ暑くって
なかなか寝付けませんでした。
寝る直前にもう一度水シャワーを浴びればよかったかも。
蚊帳を開けて扇風機の風が入るように寝たらやっと寝れました。
心配していた「蚊」には全く刺されませんでした。
というか今回誰も蚊に刺されませんでした。
暑すぎるから蚊が生きれないのかな?という結論に。
(もちろん時期にもよると思いますが。)
こんなに蚊帳いっぱいあるのに。笑
マチャン島2日目
さて、翌朝。
ブッ!!
というオナラの音で
とっても気持ちの良い目覚め。笑
だれやーと思って起き上がると
ガサガサ音がします。
犯人はこちら。
出たーーー!!
友達の小学生の娘さんが隣で寝ていて
起きてオオトカゲが隣にいたらトラウマになりそうなので
起きないで!と誰もが願っていた時の写真。笑
昨日見た2メートル級ではないけれど
1メートルほどのオオトカゲ。
さっきの音はこの子のオナラだったようです。
いや、正確にいうと
部屋の中に脱糞されていたのでその音だったようです。
勢い良すぎやん。汗
どうやらこのオオトカゲ、
夜中も部屋中をウロウロしていたようで
夜中に友人がトイレに行くときにゴミ箱をガサガザしていた様子。
怖いからゴミ箱の方を見なかったらしいのですが
間違いなくこの子でしょう。
そしてそのゴミ箱から一番近くに主人が寝ていたのですが
ベッドからはみ出た主人の足の指を
何度か引っ張って強めの甘噛みをしたらしい。笑
主人曰く、
「夜中、誰かに噛まれていると思ったんだよねー。結構痛かったし。」
って、普通起きるやろーーー!
ちなみに噛まれた傷はありませんでした。
主人が寝ていたのはエキストラベッドだったので
写真のようにマットレスのみだったのですが
メインの高さがあるベッドに寝ていたらきっと噛まれることはないはず・・です。
オオトカゲが部屋に入ってくるのは
さすがに無理な人が多いかもですね。
この島で一番ネックなのはこれかもしれません。笑
8:00 朝食
さて、朝食です。
しかしオオトカゲで気をとられすぎて写真を撮り忘れました。
9:00 島内散策
朝食後はチェックアウトまで時間があったので
まずは島内散策です。
島内は10分くらいで歩けるくらいの小さな島です。
海の上に浮かぶ素敵なコテージを発見。
宿泊場所かと思ったら、
なんとモスクでした。
他にはブランコと、従業員が住むエリアくらいで
特にこれといった見どころはありません。
まだまだ時間があるので
すぐ隣に見えている島まで行くことにしました。
カヤック組と泳ぐ組に分かれて出発。
島周辺にはウニがいっぱいなのでウニをよけながら泳ぐ必要があります。
そのためカヤックで来た方がいいかも。
島に上陸!
遠浅でステキ!!!
海の中に黒く見えるのはウニです。
こちらの島内も散策。
こちらも小さな島で、特に見どころはありませんが
一応道はあります。
島で貝殻などを集めたりして
しばしプライベート感を満喫。
さて、いい時間になってきたので
マチャン島に戻って帰る準備です。
お会計はこちらでした。
ビール3本で135,000ルピアのみ。(1本45,000ルピア)
ほぼオールインクルーシブ、やっぱり良い。
他にウニのお刺身も支払ったのですが
こちらはスタッフの方の懐へお入りになったようです。笑
マチャン島への酒類の持ち込みは可能?
マチャン島への酒類の持ち込みについて。
「アルコールの持ち込みには別途料金を支払う」みたいなことが
予約時の紙には書いてあったのですが
実際チェックされることはありませんでした。
ただ、保冷バッグを堂々と持ち込んだら
さすがにチェックされるかもしれませんのでご注意を。
13:00~14:00 昼食
支払いを終えて、ランチタイムです。
大きなツナ!!
パスタもあったので
子供連れにも助かりますね。
14:00 ジャカルタへのスピードボートへ乗船
昼食を食べて、とうとう帰路につきます。
青い海にしばしのお別れ。。
マチャン島、総じてとっても良かったです!
絶対また行きます。
週末だけで行けるお手軽リゾート、是非みなさんも行ってみてくださいね☆