こんにちは。ジャカルタ在住7年目、【ジャカルタ駐妻生活ガイド】著者のMamajoです。
ジャカルタへの子連れでの国際線フライト、本当に大変です。
私事になりますが、日本での出産を終え 息子が産後3か月になり
母子のみでジャカルタ行きの飛行機に乗った時。
昼便で【 3時間ギャン泣き、3時間お昼寝、1時間いい子 】という壮絶なフライトでした。
トイレに閉じこもって私の方が半べそ(いや、本気泣き?)だったのは今でも忘れられません。
・・・と、苦労話はさておき。
今回は、子連れのフライトで少しでも役に立つ情報をお知らせします。
日本人が使うエアライン
まず、ジャカルタ⇔日本間のフライトで、日本人が主に使う直行便のあるエアラインは3社あります。
- 日本航空(JAL)
- 全日空(ANA)
- ガルーダ・インドネシア航空
日系の方が客室乗務員の対応が良さそうということもあり
子供が小さい時はJALをよく利用していました。
やっぱり日本人の客室乗務員の方が気が利くのは間違いないですし
特に日系ならではの下記のサービスがあるので
小さなお子様連れのご家庭にはやっぱり日系がおすすめです。
要は、自宅で大型荷物を預けたらそのままジャカルタの空港で受け取れるサービスです。
日本の自宅→空港までの料金のみ有料となります。
これは「国際空港から自宅が遠い方」には本当にありがたいサービスです。
愛媛が実家の私の場合、毎回「愛媛の自宅→国際空港」までは
大型の荷物は先に送っています。
それをJAL ABCなどの宅配カウンターで受け取ってチェックインしないといけないのですが
ベビーカー+子供を連れて大型の荷物を移動させるのは
空港内とはいえとっても大変な作業。
JALの手ぶらサービスを使うと
この「空港での受け取り→手荷物チェックイン」の作業を省くことができ
自宅から送った手荷物がスカルノハッタ国際空港で受け取れるわけなので
とっても便利なサービスなのです。
小さなお子様連れの方は是非利用してみてください。
ただし、「ジャカルタ発日本行の便」にはこのサービスはありません。
子供向け機内サービスについて
機内では子供向けに様々なサービスが用意されています。
バシネットですが、バシネットで寝てくれる寝てくれないに関わらず
1歳未満の時はリクエストした方がいいでしょう。
バシネット席は前が空いているので
足元に物を置けたり、赤ちゃんをあやすため席を立ったりする時にとても便利。
ただし残念ながら、肘置きが上に上がらない場合が多く
隣の席が空いていても赤ちゃんを横に寝かせることはできません。
一歳未満はまだ手足が短いので隣の座席を使わなくてもなんとかなりますが
一歳超えて手足が長くなり、且つバシネットでは寝てくれない場合
「一つの座席で母子二人」は本当に窮屈。
バシネットは諦めて、チェックイン時に隣が空席の座席をリクエストするのが良いでしょう。
(もちろん「バシネットで寝てくれる」且つ「体重制限も大丈夫」の場合はバシネット席でOKです。)
もしもリクエストしたのに横が埋まってしまった場合でも
機内で客室乗務員にリクエストすれば高い確率で座席を変更してくれます。
二歳以上になれば子供にも運賃がかかってくるため座席を確保する心配はありません。
ガルーダ・インドネシア航空のメリット
我が家の場合、息子が2歳まではJALを使っていましたが
大きくなってくるにつれて子供の荷物も増えたため、
手荷物に融通の利くガルーダを利用することも多くなりました。
ガルーダを利用するのには下記のメリットがあります。
①【 重量制限内だが個数が多い時 】に利用すると良い。
ガルーダ・インドネシア航空では重量制度を導入。
つまりは、制限重量内であれば、何箱でも持ち込める、ということ。
スーツケースなどの数は2個までと制限されているANA・JALに比べて
何箱でも良いのでかなり融通が利きます。
(制限重量はANA・JALと同様、エコノミーで46Kg。)
ただし、重量を超えると、ANA・JALよりも超過料金が高いのでご注意を。
あくまで【 重量制限内だが個数が多い時 】に利用するとお得なのです。
軽くて量の多いものを運ぶ時は良い、ということですね。
② ガルーダ・インドネシア航空はスポーツ用品を無料で預かってくれる。
このサービスはとってもありがたい!!
サーフィン用品、ゴルフ用品も無料で預かってもらえるのです。
JAL・ANA国際線にはこの無料サービスはなく、有料。
もしくは、重量内に含める必要があります。
うちの場合、二歳児のストライダーや大人のスノーケリング用品もこれで無料になりました。
インドネシアにこういった大型スポーツ用品を運ぶのが決まっている場合には
断然ガルーダを利用するとお得です。
対象アイテム(いずれか1点のみ) | |
---|---|
自転車(スポーツ用) | 1セット30㎏まで 長さ177cm・高さ102cm・奥行き23cm 以内 |
サーフボード | 1セット23㎏まで 3辺(長さ・高さ・奥行き)の和が300cm以内 ※1 |
ウィンドサーフィン、ウェイクボード、カイトボード、ボディーボード | 1セット23㎏まで 3辺(長さ・高さ・奥行き)の和が200cm以内 ※1 |
スキー、ウォータースキー、スノーボード | 1セット23㎏まで 3辺(長さ・高さ・奥行き)の和が300cm以内 ※1 |
その他のスポーツ用品 (ゴルフ、ダイビングなど) |
1セット23㎏まで 3辺(長さ・高さ・奥行き)の和が158cm(62インチ)以内 |
機内便利グッズ
ミルク、おむつなど普段持ち歩くものに加えて、機内であると助かるものを思いつく限りで書いてみます。
タブレット端末
機内の座席についているテレビは年齢が小さければ子供目線では見え辛いです。
長距離移動の場合はタブレットや携帯にClipboxなどで画像を保存しておくといいでしょう。
子供向け雑誌・付録付きのおもちゃ
付録付きのおもちゃはお勧めです。
一時間は遊べるかも?!
音の出ないおもちゃ
機内では他のお客様にご迷惑にならないように
年齢に応じて塗り絵・折り紙など音の出ないおもちゃを用意するといいでしょう。
飴などのお菓子
お菓子は時間つなぎに有効です。
防寒着
機内は冷え込みますので防寒着のご準備を。
その他、ご参考までに。
私はまだまだ海外生活が長そうなので(?)最近下記を購入しました。
こんな商品があるんだ!と知って5分でポチってしまいました。
機内で座席に取り付けて子供用ベットになるスーツケースです。
ちょっと高いけど、旅行の時 子供には便利そうです。
6月帰省時に手元に届くので、また使用感アップします。
飛行機に乗る前は
- できるだけ機内でお昼寝タイムを確保できるよう、なんとか努力する。
- 空港のプレイゾーンで遊ばせたり、飛行機を見たりして、起こしておく。
- 授乳やお菓子は飛行機内で。直前の空港では行わない方が良い。
この写真は、スカルノハッタの出発ロビーにある無料の遊び場。
機内で気を付けること
- 飛行機の上昇時・下降時は子供も耳抜きが必要。
ミルク・おっぱいを飲ませる、飴やお菓子を食べさせて顎を動かすように。 - 最初に、隣の席の人などに「ご迷惑をおかけするかもしれませんが」と一言いうといわないとでは、全然違う。
- ストロータイプのマグマグは、上空で蓋を開けると気圧の関係でストローからピューッと水が飛び出てしまう。
ジャカルタ、スカルノ・ハッタ国際空港ではポーターを活用しよう
スカルノ・ハッタ国際空港の預け荷物受取所にはポーターがたくさん待機しています。
子連れ、且つ、パパが一緒に搭乗していない場合、
子供を抱いたままベルトコンベアからスーツケースを取ったり、
ベビーカーを押しながらカートを押すのも本当に大変!
そんな時はお金で解決。ポーターにお願いしましょう。
引換券を渡すと、コンベアから荷物を取ってくれ、税関検査所、車に荷物を載せるところまで全てやってくれます。
最初は必ずふっかけてきますが、私の場合、MAXスーツケース2個+段ボール4個、計6個で100,000ルピアでした。
何度ももう少し支払い金額を上げてくれと言われますが無視しましょう。
尚、ポーターを利用する方が税関検査が緩くなり、お酒を大量に持ちこみやすい、とも言われています。
最後に。
当たり前ですが、子連れの場合は絶対に直行便にした方が良い。
以前、レバラン休みにガルーダのバリ島経由で帰った知人は、火山噴火の影響で3日間バリのホテルに缶詰めだったそう。
いつフライトが飛ぶかも分からない状況なので観光にも行き辛く、ホテルにこもりっきり。
これが子連れだったら最悪ですよね。少し高くても直行便にしましょう。
よいフライトになりますように。
[…] ジャカルタへの子連れフライト情報(国際線) […]
[…] ジャカルタへの子連れフライト情報(国際線) […]
[…] ジャカルタへの子連れフライト情報(国際線) […]