目次
インドネシア人の特徴
良い点
朗らかで優しく、笑顔。
特に子育てをしていると、インドネシアで良かったと思うことが多々あります。
悪い点
とにかく「いいかげん」。
時間にルーズ、約束にルーズ、言い訳、そして、謝らない。
イスラム教についての考え方
人口の約9割がイスラム教のインドネシア。
街中を歩いていてもジルバブを被った人が多く、モスクからはアザーンが流れ
ここはイスラムの国と実感します。
近年ではISの影響で「イスラム教=怖い」と思っている人は多いでしょう。
実際一時帰国の時も「インドネシア、テロ危ないんじゃないの?」とよく言われます。
危ないか危なくないか・・・、もちろん日本に比べると危ないでしょう。
でも、普通の生活を送っている分には心配する必要はありません。
イスラム教に関して、日本人が気を付けるべきこと
日常生活において
お祈り
基本、一日五回お祈りをします。
新しく来たメイドには、近くのモスクの場所を教えてあげたり、家の中でお祈りをしていい場所等
伝えてあげるといいでしょう。
人によっては、お祈りをしない人もいます。そこは個人の考え方なので個人に任せましょう。
あまり熱心にお祈りしない人でも、金曜の昼のお祈りは重要で、基本お祈りに行きます。
金曜の昼11:45~12:45位に、イスラム教の男性はモスクに行くので
特に運転手に対しては、時間を気にして行動するといいでしょう。
豚肉・犬
イスラム教では豚・犬は不浄のもの。
メイドの場合、豚肉の調理を嫌がる人とOKの人がいます。
これまで外国人の家庭でのメイド経験がある人の場合、豚肉もOKの人も多いですが
ビニール手袋を用意してあげる等してあげましょう。
犬はジャカルタ市内ではほとんど見かけません。
ジャカルタ郊外には見かけることもありますが。犬もイスラム教徒にとっては不浄な動物。
犬を飼っているご家庭の場合、メイド探しに結構苦労します。
左手は不浄
イスラム教徒はお尻を洗うのに左手を使います。
左手でものを食べるなんてとんでもない。
左手は不浄なものと考えられてます。
レバラン・ラマダン
インドネシア人にとってのお正月、レバラン。
ラマダン(断食月)が約一ヶ月あり、その後レバラン休みになります。
この時期には断食など、色々なルールがあるので、下記記事を参考ください。
デモやテロについて
デモは頻繁にあります。
大きなデモの場合は何日か前に大使館から情報が発信され、
ひどい場合は会社や学校が休みになる時もあります。
近寄らない限りは大丈夫、絶対近寄らないように。
2016年1月にスターバックスで起こったテロの際は
ほとんどの学校が3日間程度休みになりました。
会社は、次の日からあったり、自宅待機だったりと様々。
テロ・デモの場合はとにかく自宅から出ないのが一番安全です。
日常生活で注意すべきこと
露出の多い服装は控える
露出の高い服装をしているとじろじろ見られたり、軽い人なんだなと思われます。
露出が激しいから犯罪のターゲットにされても仕方がない、と思われる国です。
外で泥酔しない
日本だと泥酔しても危険な目に合うことはそうそうないですが
インドネシアだと危険度はアップします。
泥酔するまで飲むのは家だけにしましょう。
スリに気をつける
実は想像よりは大丈夫というのが実感値ではありますが、気を抜くのは厳禁。
リュックは前で持つ・かばんから目を離さない等、気をつけましょう。
黒魔術
これは狙われたら仕方がないのですが・・・。
インドネシアでは、黒魔術師に金品を持っていかれている人が多いです。
CityWalkで日本人の友人も黒魔術師の被害に会い、お金を盗まれています。
ボーっとなり、なぜか自分からお金を渡してしまうとの事。
ATMでお金を下ろした後、声をかけてくる怪しい人がいたら目を合わさないようにしましょう。
子供の誘拐
テロよりも「子供の誘拐」の方が身近で恐怖。
東南アジアでは子供の誘拐がとても多くあります。
モールなどでも気を抜かず、子供から目を離さない様にしましょう。
まとめ
色々書きましたが、普通に生活する分には心配することはありません。
慣れると日本に本帰国したくなくなるくらい良い国です。
ドーンと構えてジャカルタ生活を楽しみましょう。